我々はこれまで、文芸(出版)翻訳――以下、文芸翻訳――と“検定”とはなじまないものだと考えていました。
 基本的に正確な訳出が肝要な技術翻訳と違い、文芸翻訳には原語と同等の、あるいはそれ以上の母国語(日本語)の表現能力が不可欠です。「I love you」を、「あなたを殺してしまいたい」あるいは「私は死んでしまいたい」と表現する場合だってあるのです。そのような能力をどう“検定”すればよいのか。しかし、翻訳である以上、技術的な力量が問われることも事実です。それも、卓越した表現力に直結した技術力が。文芸翻訳検定が成功するか否かは、その表現力と技術力をうまく掬い取れるかどうかにかかっていると言えるでしょう。  
 この文芸翻訳検定の目的は、文芸翻訳家志望者の裾野を広げるためと、もう一つ、文芸翻訳を勉強している方々、すでに翻訳を職業としている方々に、自らのレベルをしっかりと認識してもらうためです。
 当検定は高校レベルの5級から、第一線のプロであることを保証する1級まであります。各レベルを客観的に評価し、然るべきレベルに達した方には、仕事を提供できる環境を整えます。そのためにも、各出版社、企業等の協力の環を広げてまいります。 
 きちんと時間をかけて勉強しないかぎり、まず文芸翻訳家にはなり得ません。誤訳だらけの、日本語とは思えない表現の並ぶ、あるいは原文に正確なだけが取り柄の翻訳を“追放”するためにも、当検定を権威あるものに育てていく所存です。
 皆様のふるっての検定参加をお待ちしております。




・ 当検定では英語力と国語力、一般常識のレベルを総合的に判断することができます。
・ 文芸翻訳を勉強している方も、すでに翻訳を職業としている方も、自らのレベルを客観的に認識できます。
・ 準1級、1級に関しては、現役の翻訳家、作家、大学教授らが責任を持って問題を作成、また審査にあたります。
・ 準1級、1級に合格すると、翻訳の仕事に結びつくよう、ホームページ上でプロフィールを紹介いたします。
・ 1級合格の方は、プロの翻訳家として後援各社にご紹介します。


 (50音順、敬称略)

【審査委員長】
・中田耕治(文芸翻訳家、作家)

【審査委員】
・ 岩佐薫子(文芸翻訳家)
・ 逢坂誠二(衆議院議員)
・ 小田高史(通訳・翻訳家)
・ 椎名誠(作家)
・ 菅谷誠(ルポライター)
・ 高橋克依(大学教授)
・ 中島哲也(文芸翻訳家)
・ 中山善之(文芸翻訳家)
・ 蜂谷涼(作家)
・ まさきとしか(作家)
・ 丸山紘史(大学特任教授)
・ 三木基子(日本語教師)
・ ミシェル・ラフェイ(大学准教授)
・ 山本光伸(文芸翻訳家)
・ 横松心平(作家)
・ 渡辺千佳子(技術翻訳家)



北海道教育委員会
読売新聞社
・ 二見書房
北海道新聞社
文芸翻訳家養成校 インターカレッジ札幌
柏艪舎

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